ライブレポート

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  2. LIVE REPORT:オトキタPresents Sapporo*north2 LIVE vol.68
北海道を拠点に活躍するインディーズミュージシャンを応援する“オトキタ”。5月22日(火)に「オトキタ presents Sapporo*north2 LIVE」が開催された。
このイベントは札幌駅前通地下歩行空間北2条広場で定期的に行われる、オトキタ登録アーティスト1組によるアコースティックストリートライブ。北海道の若手ミュージシャンの活動支援として、音楽と映像が融合した新たな創作活動の活発化を目指して開催。大型マルチビジョンに投影されたミュージックビデオを背景にしながらアーティストがLIVE演奏する。68回目となった今回の出演アーティストは、札幌/北広島を拠点に活動中のゴスペルシンガーソングライター「横尾美穂」さんが、サポートのKey.寺西幸子さん、Cajon木村洋絵さん、Ba.大塚亮さんとの4名編成で登場!会場MCはフリーアナウンサー新谷明美さんが担当してくれた。今回はこのライブの模様をレポート!


大勢のファンが押し寄せ、立ち見も溢れかえっている中、盛大な拍手に出迎えられる横尾さん。しっとりとした美しいピアノから始まる「晴れのち時々くもり」でライブが開幕した。ずば抜けた歌唱力と表現力、敏腕サポートたちとひとつに溶け合いながら情景を刻んでいくステージは観客もスタッフも圧倒されるばかり。1曲目が終わった途端、テンションMAXで「チカホで歌えて超うれしいーー!!」と叫び、楽曲とのギャップに笑いと大歓声が沸き起こる。昨年リリースした2ndアルバム「はじまりのうた」タイトル曲をソウルフルに熱唱、歓声と拍手で興奮に包まれた会場を「Ashes」でクールダウン。その歌声に、再び会場が静寂に包まれる。本場アメリカでゴスペルを学んだ経験からゴスペルソングもたっぷりと聴かせてくれた今回。“ハレルヤ”のコールアンドレスポンスとクラップで会場を熱狂させた「I will pride your name」、誰もが耳にした事のある名曲「Amazing Grace」を卓越したパフォーマンスで観客を惹き付けた。続いて、歌詞の風景が目に浮かぶ優しくも力強い「ここにいる」では、のびのびとした歌声が、まるでヒーリング効果の様に会場を魅了していた。



トークコーナーでは、ミュージックビデオ(以下MV)の「Smile for One」について伺った。「1日に1人の人を幸せにする事をみんなが出来たら、世界の扉が開く」という想いを込めた楽曲は、大勢のエキストラに協力してもらい、市電や中島公園など、札幌市民なら親しみのある場所で撮影。映像では曲が進むにつれてみんなの表情がどんどん明るく元気になっていく様を表現し、少しホロッとくる演出が何度も観たくなるようなMVに仕上がった。ラストはMV曲「Smile for One」を披露、歌詞をひとつひとつ噛みしめながら堪能する時間となり、偶然にも背後で放映されているMVと演奏がリンク。期せずしてドラマチックな演出と相成る場面も。間髪入れずにアンコールの拍手が沸き起こり、美しく壮大なバラード「Black bird〜あなたがいれば」を感情豊かに歌い上げ、揺るぎない実力を見せつけて終演。横尾さんの底知らずのパワーと懐の深さに感銘を受ける圧倒的なステージとなった。



photo by EMA SHIDO
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