北海道のインディーズアーティスト×映像クリエイター「PV制作プロジェクト」

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SAPPORO CREATORS FILE

北海道シェアNo1求人情報誌「アルキタ」に掲載された「SAPPORO CREATORS FILE」をオトキタWebでも公開!
SAPPORO CREATORS FILEは、オトキタPV制作プロジェクトに参加のクリエイターへスポットを当てた「インタビュー特別版」です!

【vol.2】株式会社 スノウバグズ - 島田 英二さん(PV制作プロジェクト第2弾作品クリエイター)

北海道にいるから気付く 北海道の魅力を撮っていきたい

幼いころから映画好きだった島田英二さん。あこがれていたのはスティーブン・スピルバーグ。ハラハラドキドキ、心躍るアメリカ映画が好きな少年だった。

「進学した大学の建築学科には『建築が大好き!』っていうヤツが本当に多くて。反面僕は建築を学んでるけど、好きなのは映画(笑)。建築学科へ進んだことで、逆説的に映画をやらなきゃって思いが強くなりました」

すぐにでも映画を学びたいと考えた島田さんだが、大学は修士課程まで進み、しっかりと建築の道は修めた。気付けば年齢は20代後半。新しいことを学ぶには遅いのも自覚していた。

「だからこそ、夢の真ん中、アメリカに飛び込むしかないと思ったんです。のんびりしている時間はない。退路を断って行かなきゃって」

南カリフォルニア大で映像製作の基礎を学んだ島田さん。海外での勉強について「バッターボックスに立って、来た球に死に物狂いで食らいついていく感じ」と当時を振り返る。在学中に手掛けた短編『Hands』が国内外の短編映画祭で入選するなど、覚悟の上のチャレンジには結果も付いてきた。

帰国後も映画作りに精力的に取り組み、2003年、短編『6:00PM』がアメリカの短編映画祭で部門グランプリを受賞。さらに2008年には『銀杏の樹の下で』が、メキシコ国際映画祭の最優秀外国映画賞を受賞した。

「この映画は北大の学生と共同で行っている『北大ショートフィルム製作委員会』で作ったものです。撮影場所はすべて北大構内。在学中から何度も見ていた銀杏が、映画の中でとても美しく見えたのが印象的でした」

島田さんの作品には北海道の自然に注目したものも多い。現在製作中の「零下15度の手紙」は雪の結晶がモチーフで、北大シリーズの第二弾。この秋、北大のクラークシアターで上映予定だ。

「せっかく北海道を拠点に活動しているのだから、自然の美しさや北海道ならではの人の温かさを伝えていきたい」

現在、北海道情報大学で准教授として映像製作を教える島田さん。クリエイターを目指すアルキタ読者には、まずは撮ってみることが大事、とアドバイス。

「携帯でも動画が撮れる時代ですから、撮りたいなと思ったらまず撮ってみる。そして、撮ったものを誰かに見てもらうことが大事。出来れば褒めてくれそうな人に。人間褒められると、もっと撮りたくなりますから(笑)」

今回紹介する島田英二監督もオトキタPV制作プロジェクト第2弾作品で、兄弟デュオSE-NOのPVを制作。
オトキタPV制作プロジェクト 第2弾作品へ